ホーム  >  FX入門書  >  ナンピン・塩漬け

FX基礎知識〜初心者必見〜

ナンピン・塩漬け

ナンピンとは

ナンピンは相場が戻らなければ含み損を抱えたままです。相場が予想と逆の方へ進めば、”強制決済”となってしまいます。たとえば、相場が円安(ドル高)へと動くと予想して、1ドル110円でドルを買った場合、予想に反して相場が下落しました。1ドル=104円の時点で買い増しすると、買いの平均価格は107円になります。そうすることで、相場が1ドル=107円まで戻れば収支がトントンになるという理屈です。 しかし、相場のトレンドは一度動き出したら一方向へ偏る傾向にあることを忘れてはいけません。このナンピン買いは、トレンドとは逆の投資をすることですから、確率がゼロとはいいませんが、劇的な相場の転換でもない限り、負けを取り戻すことは難しいでしょう。それどころか、マージンコールが発動されるくらい損失が拡大する危険性すらあります。ナンピン買いは、相場の読みに長けていて、トレンドの転換をある程度予測できるベテランでも難しい買い方ですから、FX初心者は避けたほうがよいでしょう。

塩漬けとは

塩漬けは相場が戻れば損失が回避されます。しかし、逆に含み損が膨らんでいきます。その結果、証拠金が不足してゆき、”強制決済”に追い込まれることもあります。相場が反転して、元の水準まで持ち直すという期待から、神に祈るような気持ちでポジションを持ち続けているケースが多いようですが、やはりナンピンと同じように、損失を回復させるのは難しいでしょう。長期保有で【スワップポイント】狙いの場合で、十分な金利差益を得られている場合は、損切りの必要性はありませんが、スワップポイントがマイナスで、金利差を支払うような状況では、やはり損切りをするのが損失拡大を阻止するには必要な措置です。ナンピン買いも塩漬けも、トレンドとは逆向きの行為になりますから、ハイリスクの投資であることを認識して、出来ることなら回避することをお薦めします。

ドルコスト平均法の恐怖

毎月同じ金額でドルを購入すれば、ドルが安いときにはたくさん買えて、高いときには少ししか買えないために、平均単価が安くなる。こうした投資理論を『ドルコスト平均法』といい、いろいろな書籍などでその優位性が紹介されています。この理論は、相場が一定の間隔を上下するもみ合い状態では優位な投資手法ですが、下降トレンドのまっただ中では何の役にも立ちません。まさにナンピン買いそのものですから、FXビギナーの方は絶対に手を付けてはいけない投資方法です。

  • FXをはじめるまえの準備
  • 役立つ情報を収集しよう
  • FXの証拠金
  • FXのレバレッジ
  • FXの利益・損失
  • FXの金利差益
  • マージンコール
  • ロスカットルール
  • ナンビン・塩漬け
  • 信託保全
  • FXの税金